みなさんこんにちは。昨日の記事で「投資信託を解約して80万円戻ってくる」という話をしました。
今日はその続きです。戻ってくる80万円を何に投資するか、第1弾として「南アフリカランド/円(ZAR/JPY)」のスワップ積立について考えてみたいと思います。
高金利スワップと言えば
2020年1月現在、高金利スワップと言えばこの3つでしょう。
・メキシコペソ/円(MXN/JPY)
・南アフリカランド/円(ZAR/JPY)
・トルコリラ/円(TRY/JPY)
メキシコペソについてははるかぜも積立中です。
スワップも順調に増えています。危険性を感じたことはとりあえずはありません(もちろん今後暴落なんてこともありえますが)。
今や、「スワップといえばペソだよね★」ばりの地位を確立したと言っても過言ではないでしょう。
南アフリカランドvsトルコリラ
トラリピとスワップ積立を比べると、やはりスワップ積立は毎日確実に利益を得られますし、ロスカットラインと資金量さえしっかり把握していればレートの変動に左右されないという点が素敵です。
ただ、スワップがもらえるというのは、今後発展していく可能性の高い国、言い換えればまだまだ不安定要素がある国の通貨だからこその高金利なわけで。
メキシコペソは米ドルに連動している、あるいはアメリカの政策等に引っ張られがちという性質があるようですが、メキシコ国内で何か起こって暴落のきっかけになることだって考えられるわけです。
いくら好調だからと言っても、先進国の通貨よりもどうしてもリスクが高いと言わざるをえません。
だから、メキシコペソにばかり資金を突っ込むのもちょっと心配です。
というわけで、「南アフリカランド」or「トルコリラ」で、できるだけ安全にスワップ積立ができないものかをシミュレーションしてみました。
南アフリカランド/円(ZAR/JPY)のシミュレーション
とりあえずチャートから。
過去4年の月足チャートを見ると、
・最高値…9.285(2018年2月)
・最安値…6.314(2016年6月)
となっています。この期間ではレンジ相場と言えそうです。
スワップをもらうためには買いで入ることになりますので、最安値の6.314がポイントになります。
では、いつものようにみんなのFXの「証拠金シミュレーション」を使ってロスカットラインを調べてみましょう。
調べ方についてはこちらの記事をどうぞ。
現在値の7.705円で1Lot(1万通貨)を2万円で買った場合、ロスカットラインは「5.943」となりました。最安値の「6.314」を下回っています。
もう少し高いところで買ったらどうでしょうか。
8.000円で買うと、「6.250」となり、最安値の「6.314」に近いところがロスカットラインになります。
以上のことから、
・8.000円以下であれば「2万円で1Lot(1万通貨)買っていい」
・8.000円を超えたら「買いを控える」or「1Lotあたりの資金を増やす」
という戦略が考えられます。
トルコリラ/円(TRY/JPY)のシミュレーション
こちらもまずはチャートから。
過去5年を見ると、最安値がどんどん切り下がっています。きれいな右肩下がりです。
2018年以降は落ち着いているように見えますが、今後の中東情勢などでさらに安値が下がっていく可能性も考えられるため、ちょっと怖いですよね。
一応証拠金シミュレーションもやってみます。
現在値「18.634」を2万円で1Lot(1万通貨)買うと、ロスカットラインは「17.328」となります。
これでは最安値15.218に遠く及びません。
1Lotを最安値以下にするには、1Lotあたり4万円ほど必要になりそうです。
まとめ
・チャート
・ロスカットライン
のどちらを見ても、比較的安全に運用できそうなのは
トルコリラ<南アフリカランド
となりました。
メキシコペソばかりではなく、南アフリカランドもスワップ積立に加えてみるのもアリなのではないかと今のところ思っています。
もちろん一気に80万円で40Lot買うようなマネはしないように、少しづつ積み立ててみようかな…とまだまだ迷うはるかぜです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!