みなさんこんにちは。
「もし今から手動トラリピを始めるなら」こんな設定どうでしょう?企画の第3弾です。
コロナショックを経て、ずいぶん相場が安定してきたような印象です。
ファンダメンタルで何が起こっても、そんなに市場が反応しなくなった印象があります。
今から手動トラリピを始めるのは、もしかするといいタイミングかもしれません!
(言わずもがな、投資は自己責任でお願いします☆)
はるかぜは「みんなのFX」で手動トラリピをやってますよ。
これまでのおさらい
これまではマネースクエアのトラリピを運用してきましたが、自動でやってくれるところをあえて手動で設定していく決意を固めました。そのあたりの記事については↓↓をご覧ください。
設定詳細
それでは、早速「今から手動トラリピをスタートするなら」【CAD/JPY】の具体的な設定です↓
50万円ver.
運用金額 | 50万円 |
売り?買い? | 買い |
トラップ上限 | 81.385 |
トラップ下限 | 75.025 |
買い上限のロスカット | 63.943 |
Lot | 0.1 |
注文幅 | 26.5pips |
利益幅 | 50pips(500円) |
トラップ本数 | 25本 |
50万円の場合は、およそ75円から81円に買いレンジを仕掛けるくらいがちょうど良さそう。
注文幅
注文幅は「26.5pips」とありますが、FXでのpipsの使い方は2通りあります。
・日本円の場合(***/JPYとなっている通貨ベア)0.01=1pips(少数第2位)
・日本円以外の場合(JPYが入っていない通貨ペア)0.0001=1pips(少数第4位)
つまり、26.5pipsは0.265ごとに注文を出すということになります。ですので、
81.385
81.120
80.855
…
75.555
75.290
75.025
という形で買いの新規注文を出します。
利益幅
利益幅は「50pips」ですので、それぞれの買い新規注文のレート+0.5で決済を出せばいいわけですね。
(新規)->(決済)
81.385 -> 81.885
81.120 -> 81.620
80.855 -> 81.355
…
75.555 -> 76.055
75.290 -> 75.790
75.025 -> 75.525
これで26本のトラップが完成です!
注文の出し方は以下の通り。
私はパソコンから発注したいタイプですので、以下の画像はmacのスクショです。
① [IFDタブ]を選んで、通貨ペア、数量を指定。
② 新規[買]→(現在値より低い値の場合)指値→注文価格を入れる。
③ 決済[売]→(新規の買のレートより上なのでいつでも)指値→注文価格を入れる。
④ 注文!
⑤ 確認画面で、「想定損益」を必ず確認!私は1回の決済で500円を狙っているのでOKですね。もし数量や数値を間違っていたら、ここに500円ではない金額が出てくるので安心です。
⑥ 注文実行!
①から⑥の作業をひたすら続けます。
新規注文と決済注文のレートをエクセルなどで一覧表にしておくといいでしょうね!私が使った簡単なものを下に載せてあります。
(新規買い)現在のレートより高い値段の新規注文を出す場合は、「逆指値の買い」になります。決済は指値のままでOKです!
このあたり、初心者の方はなかなか慣れないと思いますが、間違っていたら注文を押した時に間違っているよ!と教えてくれますので、怖がらずにやってください。
次の画面で想定損益が500円になっていれば大丈夫です。
30万円ver.
運用金額 | 30万円 |
売り?買い? | 買い |
トラップ上限 | 81.385 |
トラップ下限 | 75.435 |
買い上限のロスカット | 63.943 |
Lot | 0.1 |
注文幅 | 42.5pips |
利益幅 | 50pips(500円) |
トラップ本数 | 15本 |
30万円ver.は、50万円ver.よりも「注文幅→広」「トラップ本数→減」にしてあります。
注文幅
注文幅は「42.5pips」、42.5pipsは0.425ごとに注文を出すということになります。ですので、
81.385
80.960
80.535
…
76.285
75.860
75.435
という形で買いの新規注文を15本出します。
利益幅
利益幅は「50pips」ですので、それぞれの買い新規注文のレート+0.5で決済を出せばいいわけですね。
(新規)->(決済)
81.385 -> 81.885
80.960 -> 81.460
80.535 -> 81.035
…
76.285 -> 76.785
75.860 -> 76.360
75.435 -> 75.935
これで15本のトラップが完成です!
※具体的な注文の出し方は、上の50万円ver.を参考にしてくださいね。
50万円verと30万円ver – ロスカット危険水域は変わらない
ただ、注目してほしいのは「ロスカットラインは大して変わらない」ということです。
手動トラリピの場合、正確なロスカットラインを計算するのはちょっと面倒です。
だからはるかぜは、最高値のポジションがロスカットされるライン(ロスカット危険水域)だけを意識することにしています。
50万円ver.でも30万円ver.でも、81.385で取ったポジションのロスカットラインは63.943です。
つまり、65円を切ってくるあたりで「追加資金の投入」「ポジションを減らす」といった準備をすればいいということになります。
いかがだったでしょうか?
マネースクエアのスプレッド・スワップの不利さを感じている皆さん、自分にとって有利な証券会社で手動トラリピやってみませんか!?
はるかぜは自動から手動に切り替えて、とても満足してます!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。