みなさんこんにちは。
FXのブログなのに、雑記の方がPVが多いはるかぜです(泣)
さて、今日からちょっとシリーズもので、「もし今から手動トラリピを始めるなら」こんな設定どうでしょう?という企画です。
コロナショックを経て、ずいぶん相場が安定してきたような印象です。
ファンダメンタルで何が起こっても、そんなに市場が反応しなくなった印象があります。
今から手動トラリピを始めるのは、もしかするといいタイミングかもしれません!
(言わずもがな、投資は自己責任でお願いします☆)
はるかぜは「みんなのFX」で手動トラリピをやってますよ。
これまでのおさらい
これまではマネースクエアのトラリピを運用してきましたが、自動でやってくれるところをあえて手動で設定していく決意を固めました。そのあたりの記事については↓↓をご覧ください。
設定詳細
それでは、早速「今から手動トラリピをスタートするなら」【USD/CHF】の具体的な設定です↓
50万円ver.
運用金額 | 50万円 |
売り?買い? | 買い |
トラップ上限 | 1.0000 |
トラップ下限 | 0.9500 |
買い上限のロスカット | 約0.8680 |
Lot | 0.1 |
注文幅 | 20pips |
利益幅 | 50pips(約550円) |
トラップ本数 | 26本 |
50万円の場合は、現在のはるかぜの基本設定と同様です。
注文幅
注文幅は「20pips」とありますが、FXでのpipsの使い方は2通りあります。
・日本円の場合(***/JPYとなっている通貨ベア)0.01=1pips(少数第2位)
・日本円以外の場合(JPYが入っていない通貨ペア)0.0001=1pips(少数第4位)
つまり、20pipsは0.002ごとに注文を出すということになります。ですので、
1.0000
0.9980
0.9960
…
0.9540
0.9520
0.9500
という形で買いの新規注文を出します。
利益幅
利益幅は「50pips」ですので、それぞれの買い新規注文のレート+0.0050で決済を出せばいいわけですね。
(新規)->(決済)
1.0000 -> 1.0050
0.9980 -> 1.0030
0.9960 -> 1.0010
…
0.9540 -> 0.9590
0.9520 -> 0.9570
0.9500 -> 0.9550
これで26本のトラップが完成です!
実際の入力画像はこんな感じです。
ピンク色の丸の中が重要ですね!
想定損益をしっかり確認してから注文を出しましょう!クロス円(***/JPY)ではない通貨は、想定損益がレートによって少し変わりますので、ぴったり550円にするのは難しいです。もしLotやレートを間違っていると、全然違う金額が表示されるのですぐに気づくと思います。
ちなみに「手動トラリピあるある」だと思うのですが、現在のレートのすぐ近くにトラップを仕掛けたい場合は注文が受け付けられないことがあります。しばらく待ってから注文を出しましょう。
30万円ver.
運用金額 | 30万円 |
売り?買い? | 買い |
トラップ上限 | 1.0000 |
トラップ下限 | 0.9500 |
買い上限のロスカット | 約0.8680 |
Lot | 0.1 |
注文幅 | 40pips |
利益幅 | 50pips(約550円) |
トラップ本数 | 15本 |
30万円ver.は、50万円ver.よりも「注文幅→広」「トラップ本数→減」にしてあります。
注文幅
注文幅は「40pips」、40pipsは0.004ごとに注文を出すということになります。ですので、
1.0000
0.9960
0.9920
…
0.9520
0.9480
0.9440
という形で買いの新規注文を出します。
利益幅
利益幅は「50pips」ですので、それぞれの買い新規注文のレート+0.0050で決済を出せばいいわけですね。
(新規)->(決済)
1.0000 -> 1.0050
0.9960 -> 1.0010
0.9920 -> 0.9970
…
0.9520 -> 0.9570
0.9480 -> 0.9530
0.9440 -> 0.9490
これで15本のトラップが完成です!
※具体的な注文の出し方は、上の50万円ver.を参考にしてくださいね。
50万円と30万円で何が変わる?
50万円投資した場合と30万円投資した場合では、どんな違いがあるのでしょうか?
レートが上がった場合
1本あたりのトラップで得られる利益は、50万円でも30万円でも「0.1Lot」ですので、約550円で変わりません。
しかし、注文幅に違いがありますので、例えば0.9800から1.0000までレートが上がったとすると、
決済本数 | 決済金額 | |
50万円ver. | 8本 | 550円×8本=4400円 |
30万円ver. | 4本 | 550円×4本=2200円 |
このように、決済金額に違いが出てきます。
レートが下がった場合
逆にレートが下がった場合は、50万円ver.の方が注文幅が狭いため、レートが下落すればするほどたくさんのポジションを抱えてしまうことになります。
つまり、含み損が大きくなりがちです。
もちろんそこから一気に回復してくれれば爆益なんでけどね!
ロスカット危険水域は変わらない
ただ、注目してほしいのは「ロスカットラインは大して変わらない」ということです。
手動トラリピの場合、正確なロスカットラインを計算するのはちょっと面倒です。
だからはるかぜは、最高値のポジションがロスカットされるライン(ロスカット危険水域)だけを意識することにしています。
50万円ver.でも30万円ver.でも、1.0000で取ったポジションのロスカットラインはおよそ0.8680です。
つまり、0.9000を切ってくるあたりで「追加資金の投入」「ポジションを減らす」といった対策をすればいいということになります。
いかがだったでしょうか?
これから数回にわたって、他の通貨ペアでも50万円ver.と30万円ver.を考えてみたいと思いますので、初心者の方は参考にされてみてくださいね!