【セミリタイア考】自分にとっての不労所得の目標とは？個人事業主のはるかぜの場合

今日はトレードの話から離れますが、少し立ち止まって自分のこれからの目標について整理してみたいと思います。

文字が多いですが、私と同じように「サラリーマンではない方」にはうなずける話ではないかと思いますので、ご興味のある方はどうぞ！

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はじめに

はるかぜが目指す「不労所得の目標」とはどれくらいものか。まずはこの整理が必要です。

そもそも「投資で不労所得を得たい」という動機は、はじめのうちは「少しでも収入が増えたらなー」というぼんやりした考えであることが多いのではないでしょうか？今より少しでも収入が増えれば、自分が欲しいものが買えたり、将来に向けての貯蓄に当てたり、家族旅行をしたり…。

はるかぜ家は夫婦2人ですし、割とお金のかからない生活をしていますが、年1回は海外旅行に行く！という目標を持って、陸マイル活動もちょっとだけやってます（クレジットカードでいろいろなものを払うくらいですが）。不労所得があれば、海外旅行ももっと楽しめるでしょうね！

私ももちろんそういった考えも持っているのですが、むしろ普通のサラリーマンの方々とは少し別の「お金がほしい（むしろ必要な）理由」が20代の頃からあり、それが頭から「こびりついている」と言ってもいいのではないかと思います。

個人事業主とお金

はるかぜはプロフィールでも書きましたが、個人事業主（自営業）です。しかも社会人になったのは20代後半で会社に就職したことがないという完全な社会不適合者です（笑）何のツテもなく、ひっそりと自分の店を始め、奇跡的に10年以上今の仕事を続けることができています。（お客さん、本当に本当にありがとう）

仕事そのものは割と楽しいんです。ただ、商売をやっていると常にお金のことが頭から離れません。お給料を払えるか、経費は大丈夫か、お客さんが急にいなくなって売り上げが落ちないか…。こういった心配を乗り越えて、月末に経費や従業員のお給料を払い終わって、残ったお金がやっと「ひとまず」自分のものになります。しかし、もし設備が壊れたりして高い買い物をしなければならなくなったら、自分のお金だと思っていたお金で商売の物を買わなければなりませんし、税金も天引きされるわけではありませんから、来年の国民健康保険料や住民税・消費税でいくら出ていくかもある程度計算しておく必要があります。ですから、私は自分の貯金も100%自分や家族に使えることが保証されているわけではありません（汗）。会社にするほどの規模でもないですし、これから10年、20年経てば、いわゆる「AIに仕事を奪われる」可能性が高い職種ですので、私自身だんだんとこの商売からフェードアウトしていくのではないかと思っています。アラフォーを迎え、体力の衰えも確実に感じていますしね。

一方、一般的なサラリーマンの方は、（ある程度）現在の収入が保証されていて、働きさえしていればお給料はもらえる。退職金も期待できる場合が多い。しかももらったお給料は自分や家族のものになることが確定します（心身のご苦労は大きいでしょうが）。

以上のように、自分を取り巻くお金の状況や考え方が、一般的な同世代のサラリーマンの方とは少し違う部分があるのでは、と思っているわけです。

不労所得の目標

長くなってしまいましたが、こんな私にとっての「不労所得の目標」にはいくつかの段階があると思っています。

1. 自分の商売を続けつつ、100%自分や家族のお金と呼べるものが少しでも（1-5万円くらい）欲しい。

2019年10月は「トラリピ」と「メキシコペソ/円積立」で月に48,806円（含み損等除く）の利益を得ました。2019年6月からスタートして毎月積立を続けていますので、利益は順調に増えています。

もし仮に、私がここで積立をやめてしまえば、このレベルの不労所得で止まってしまいます。

2. 自分の商売をペースダウンしつつ、資産運用からのある程度（5-10万円くらい）の収入を確保したい。

しかし、元気なうちに商売をがんばって積立と運用を続けていけば、毎月10万円、20万円という次のハードルをクリアできるのではないかと考えています。

3. 自分の商売をかなりセーブしても生活できる程度（20-30万円くらい）の定期的な収入が欲しい。

ここまで来ればかなりの精神的余裕が出てきますね。これくらいで仕事を辞めて、セミリタイア生活を開始する方もいらっしゃるみたいです。

4. 最終的には、オワコンの日本を脱出して、海外で資産運用しながら生活したい。

そして、もし本当にうまくいけば、50代くらいに仕事を辞めて、超少子高齢化で「下り坂をそろそろと下っていく」日本を脱出し、冬でも暖かい国で生活したいなーとカミさんと話しています。

今であればタイやマレーシアが人気みたいですが、これから10年経てばビザなどの条件も変わってくるでしょうし、新たにロングステイに適した国が出てくるかもしれませんね。

まとめ

1. 自分の商売を続けつつ、100%自分や家族のお金と呼べるものが少しでも（1-5万円くらい）欲しい。

2. 自分の商売をペースダウンしつつ、資産運用からのある程度（5-10万円くらい）の収入を確保したい。

3. 自分の商売をかなりセーブしても生活できる程度（20-30万円くらい）の定期的な収入が欲しい。

4. 最終的には、オワコンの日本を脱出して、海外で資産運用しながら生活したい。

現在1.にいるはるかぜですが、こんな段階的なプランを立てて、50代で4に到達！という目標を持っています。あくまで目標なんですが、10年なんてあっという間です。投資に回せるお金をできるだけ捻出（あくまで余裕資金で！）していきたいですね。長期投資の10年は大きな意味を持つと考えます。

よし、明日からまた仕事がんばろう。

お読みいただき、ありがとうございました！