みなさんこんにちは。
今日は自営業ネタです。
自営業・個人事業主をやっていると、様々な税金がかかってきます。
その中でもはるかぜを悩ませているのは「国民健康保険」です…。
参考にした神動画
今回参考にした動画は、「両学長 リベラルアーツ大学」のこちら。
タイトルにもある通り【有料級】です。
この動画は、国民健康保険料が高くて困っている自営業者には最高の教材だと思います。
ちょっと内容が難しいかもしれませんが、はるかぜは個人事業14年目で従業員もいるため、割とこの辺の話はついていけました!
これまでも、「マイクロ法人」という言葉は聞いたことがあり、国民健康保険料を下げる方法であることも何となく知っていたのですが、ここまで具体的に説明してくれているものはありませんでした。
結論から言うと、
「マイクロ法人と個人事業(自営業・フリーランス)の二刀流」
「年収80万円の会社を経営し、年収320万円の個人事業主(自営業・フリーランス)になる」
これが最強という話です。
マイクロ法人を作ることで社会保険料を抑える
マイクロ法人=社長1人だけの会社です。
これは合同会社で十分でしょう。10万円くらい&1ヶ月で作れます。
すると、
<個人事業主> | <社長兼会社員> |
国民健康保険 | 健康保険 |
国民年金 | 厚生年金 |
以上のように、加入する健康保険と年金が変わります。会社にすると、個人事業主が加入するものよりも保障が手厚い「健康保険」「厚生年金」への加入義務が発生します。
この「健康保険」「厚生年金」は、標準報酬月額(4月から6月の給与)で決まります。
つまり、給料が高いと保険料が上がりますが、逆に給料が安ければ保険料は下がります。
ですので、「社長になって会社からいくら給料をもらうか」が重要になります。
月額45,000円の給料を会社から貰う
自分で作った会社から給料(役員報酬)を貰うわけですが、その金額は「45,000円/月」、「540,000円/年」です。
すると、
- 健康保険料 6,000円/月
- 厚生年金 16,000円/月
となり、合計22,000円/月となります。年間だと「264,000円/年」です。
また、役員報酬を「45,000円/月」にしておくと、所得税・住民税はギリギリ非課税(ゼロ)になりますから、この金額がベストということです。
ちなみに、個人事業主が年収400万円のままだと、国保と国民年金で「約600,000/年」ですから、半分以下になります!
しかも、個人事業主が払う国保や国民年金は配偶者や子どもがいるともっと高くなりますが、会社にした場合は配偶者や子どもがいても保険料が値上がりすることはありません。
つまり、配偶者・子どもがいる場合は「マイクロ法人」の破壊力はさらに上がります!
会社の年商を「75万円から80万円」にする
80万円の場合、以上のようなシミュレーションになるということですが、会社にお金が残らなくても全然OKです。
設立したマイクロ法人は「社会保険料を安く抑えるための会社」なので、こちらで利益を残す必要がないということです。
社会保険料は会社で、税金は個人事業主で納める
ここが大事なポイントで、
社会保険料は会社で払うので、会社から社長に払う給料(役員報酬)が変わらなければ、納める保険料は変わりません。
つまり、個人事業でいくら稼いでもOKということです。
もちろん、個人で稼ぎすぎると今度は所得税・住民税が上がりますが、こちらはいろいろな節税方法を使っていけばOKというわけです。青色申告、小規模企業共済、iDeCoなど。はるかぜは青色申告と小規模企業共済はクリアしてます!
所得税や住民税は、課税所得(課税所得=売上−経費−控除)にかかってくるので、ここでしっかり課税所得を下げることが大切ですね!
問題は「会社の年商80万円」
ここで注意点ですが、法人でも個人でも同じようなビジネスをやると、同一事業と見なされてアウト!となるとのことです。
ですので、現在個人で行っている事業以外で年間80万円売り上げられるビジネスを持つということです。
しかし、実は私はるかぜは
- 自分のお店での売上
- 講師としてお話をする仕事の売上
の2つがあるのです!
現在はこの2つとも個人事業としてやっていますが、これを会社と個人で分けることでこのスキームが使えるのでは…?と思っています。
講師としてお話をする仕事は、某会社からの依頼でいろいろなところに行くのですが、これを会社として受注できれば(たぶんできるはず)OKなわけです。
しかも年間の売り上げが100万円くらいなので、これはもしかしたら本当に上手くいくかもしれません。
はるかぜ社長爆誕の予感です…。
両学長、本当にありがとうございます!
今日もお読みいただき、ありがとうございました!