【ソーシャルレンディング】続×11・maneoからまたメールが来ましたよ 2020年8月下旬

みなさんこんにちは。今日は私が昨年から今年にかけてやっていた「ソーシャルレンディング」で受けている被害の続報です。

詳しい記事はこちら↓

【ソーシャルレンディング】はるかぜが資金を撤退させたのはmaneoのせいです(憤怒)

【ソーシャルレンディング 】続・maneoからまたメールが来ましたよ(呆れ)

【ソーシャルレンディング 】続々・maneoからまたメールが来ましたよ 2019年12月末

【ソーシャルレンディング 】続×3・maneoからまたメールが来ましたよ 2020年2月中旬

【ソーシャルレンディング 】続×4・maneoからまたメールが来ましたよ 2020年3月中旬

【ソーシャルレンディング 】続×5・maneoからまたメールが来ましたよ 2020年4月中旬

【ソーシャルレンディング 】続×6・maneoからまたメールが来ましたよ 2020年5月中旬

【ソーシャルレンディング 】続×7・maneoからまたメールが来ましたよ 2020年6月中旬

【ソーシャルレンディング 】続×8・maneoからまたメールが来ましたよ 2020年7月中旬

【ソーシャルレンディング 】続×9・maneoからまたメールが来ましたよ 2020年7月下旬

【ソーシャルレンディング 】続×10・maneoからまたメールが来ましたよ 2020年8月上旬【4,100円戻ってきた】

前回までのおさらい

クラウドファンディングは、簡単に言えばお金を借りた会社が、借りたお金を返せないと、投資家に分配金どころか投資した元本そのものも帰ってこないというリスクがあるのです。はるかぜはmaneoに投資した「10万円」が返済期日だった2019年6月28日を過ぎても返済されていません。中には100万円単位で被弾している方もおられるようで大変気の毒です…。

 

1年間で1円も返ってこなかったのですが、2020年7月28日に来たメールで少し変化が見られました。

【債権回収に関する報告】maneoマーケット:お客様サポート
投資家の皆様へ

maneo株式会社より、2019年7月3日にご報告いたしました延滞発生案件につきまして、回収活動状況をご報告させていただきます。

【延滞発生に関するご報告】は、以下をご確認ください。
https://www.maneo.jp/apl/information/news?id=8233

パルティール債権回収株式会社(以下、「パルティール社」といいます。)への債権回収業務の委託につきましては、以下をご確認ください。
https://www.maneo.jp/apl/information/news?id=8304

1.これまでの回収活動について

2019年7月:売却に向け必要な許認可の取得に向けて活動
8月:事業計画の変更認定書を経済産業局が受理
9月~:売却活動
12月:購入検討者との間で売却に向けた事前合意書を締結
2020年1月~:購入検討者による案件調査が進行中
5月:事業者DEの資産に対する債権差押申立て
7月:差押え実施後の交渉に伴う一部回収

2.回収活動の現状について

事業者DEによる担保物件の売却:継続中
強制執行:一部入金を条件に解除・中断

3.回収活動状況の詳細について

パルティール社による交渉の結果、事業者DEの資産に対する債権差押申立取下げを条件として事業者DEが5,000万円を入金することで合意し、7月21日に5,000万円の入金がございました。
投資家の皆様には、maneo株式会社ローンファンド匿名組合契約約款第11条(債権の回収)第2項に則り、
匿名組合出資金残金として分配いたします。
回収金の分配は、8月6日に実施する予定です。

一方再生エネルギー開発案件の売却の進捗状況について、事業者DEからは、
2019年8月に変更した対象地の地権者との間で太陽光発電所の設置事業に基づく使用承諾への合意が得られず、その先行きが不透明であるとの報告を受けております。

現在、事業者DEの資産を差し押えていますが、この差押えを継続すると、
事業者DEの本業が破綻し、ひいてはファンド対象資金全体の回収が困難になる可能性が高まるという判断に至り、
パルティール社は事業者DE本業の経営を維持させつつ、ファンド対象資金の回収を最大限図って参る方針といたしました。

4.次回の状況報告について

次回につきましては、8月中旬を目途に状況をご報告いたします。

投資家の皆様には、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
引き続き回収業務に全力を尽くしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

2020年7月28日
匿名組合契約における営業者 maneo株式会社
匿名組合出資の募集取り扱い maneoマーケット株式会社(第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2011号)

5,000万円の入金をする代わりに、強制執行はしないことにした(その方が回収できるかもしれないから)とのこと。

しかし、このファンドの残高は1,206,982,883円もあるんですよ?12億円ですよ?そのうち0.5億円だけ?たった4.1%!

 

ということは、出資者に均等に分配されると仮定すると、はるかぜは10万円被弾してますので、

10万円×4.1%=4,100円

これが8/6に戻ってくるということでした。

 

そして、2020年8月6日に償還がありました。

メールを添付します。

【maneo】分配のお知らせ (2020-08-06)
はるかぜ様

平素よりmaneoをご愛顧いただきありがとうございます。

投資していただいている案件の元利金の分配を行いましたので、
お知らせ申し上げます。

今回の分配金額は以下の通りです。

件数:1件
合計:4,136円

ローン毎の分配額は異動明細でご確認いただけます(URL省略)。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

0.5億円が均等に分配されたようですね。

 

しかし問題はここからだと思っています。

12億円のうち、0.5億円だけ返して「おしまい」なんてことはないですよね?

 

今回のメール

そして今回2020年8月20日に新たにメールが届きました。

【債権回収に関する報告】maneoマーケット:お客様サポート
投資家の皆様へ

maneo株式会社より、2019年7月3日にご報告いたしました延滞発生案件につきまして、回収活動状況をご報告させていただきます。

【延滞発生に関するご報告】は、以下をご確認ください。
https://www.maneo.jp/apl/information/news?id=8233

パルティール債権回収株式会社(以下、「パルティール社」といいます。)への債権回収業務の委託につきましては、以下をご確認ください。
https://www.maneo.jp/apl/information/news?id=8304

1.これまでの回収活動について

2019年7月:売却に向け必要な許認可の取得に向けて活動
8月:事業計画の変更認定書を経済産業局が受理
9月~:売却活動
12月:購入検討者との間で売却に向けた事前合意書を締結
2020年1月~:購入検討者による案件調査が進行中
5月:事業者DEの資産に対する債権差押申立て
7月:差押え実施後の交渉に伴う一部回収

2.回収活動状況について

事業者DEによる担保物件の売却:継続中
強制執行:一部返済金の受領に伴い取下げ

3.前回報告時からの回収活動について

パルティール社は事業者DEの資産に対する債権差押を実施し、いくつかの資産について差押えが奏功しております。
一方でこのまま事業者DEへの差押えを継続すると、事業者DEの本業が破綻しかねない状況になるのみならず、
ファンド対象資金全体の回収が困難になる可能性が高まることも想定されます。
これら状況を踏まえ、パルティール社及び当社は、事業者DEから5,000万円の返済金を受領し、
また、事業者DE及び代理人弁護士が、全額返済に向けた協議に応じていくことを条件として、
現状の差押えを解除するとともに、今後の差押えについて、留保することとしました。
なお、前述の5,000万円につきましては、投資家の皆様へ8月6日に分配しております。

4.次回の状況報告について

次回につきましては、9月中旬を目途に状況をご報告いたします。

投資家の皆様には、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
引き続き回収業務に全力を尽くしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

2020年8月20日
匿名組合契約における営業者 maneo株式会社
匿名組合出資の募集取り扱い maneoマーケット株式会社(第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2011号)

特に何の進展も見られません。

本当に今後「全額回収」するつもりがあるのか!?

メールの中で「このまま事業者DEへの差押えを継続すると、事業者DEの本業が破綻しかねない状況になるのみならず、ファンド対象資金全体の回収が困難になる可能性が高まることも想定されます。」とあるわけで、事業者DEは保有資産の売却だけでは12億円を返すことができないわけですよね。

 

ということは、これからのビジネスで(12億円も)利益を出して、これを返済する予定だということですよね。

 

…無理じゃね?

 

こんな会社にmaneoは12億円もの融資を、しかも人の金を集めておいて出したわけです。しかも当時は、HP上で償還率100%を謳っていました。安全な投資だと謳っていました。

 

投資は自己責任です。でもあの宣伝の仕方はもっと大きな問題になってもいいのではないかと思います。

 

もうソーシャルレンディングはやりません(たぶん)

私が使った他の2社(SBIソーシャルレンディングとクラウドバンク)はこういった事例は1件もないのですが、この被弾によってソシャレンに投資するのはリスクが高いと感じています。

もちろん投資は自己責任です。ですが、お金を借りた会社への対応や出資者に対しての対応について疑問を感じる部分があり、私は肌に合わないと感じています。今後他の会社でも同じような事案が出たときに、maneoの対応が一種のテンプレートになってしまったとしたら…

そういったことを考えて、私は今後はソシャレンはやらないだろうと思います。

ソシャレンにチャレンジしてみようという方は、被弾の危険性があることを肝に銘じておいてください!「この会社なら大丈夫」といった考えが一番危ないです。

maneoでは被弾しましたが、私がおすすめできるソシャレン3社はこちら。

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