6通貨ペアの紹介(再掲)
はるかぜは現在、200万円弱で6つの通貨ベアのトラリピ 運用をしています。
EUR/JPY(ユーロ/円)
AUD/JPY(豪ドル/円)
AUD/USD(豪ドル/米ドル)
NZD/USD(ニュージーランドドル/米ドル)←本日はコレ!
CAD/JPY (カナダドル/円)
MXN/JPY(メキシコペソ/円)
今日は第2弾!私がCAD/JPYの次に採用した「NZD/USD」の設定についてご紹介します。
どうしてNZD/USD(ニュージーランドドル/米ドル)?
まずはNZD/USDの長期チャートをご覧ください。
およそ10年間の月足チャートを見てみると、CAD/JPY同様レンジ相場であることが分かります。
現在はレンジの下限に近いところで推移していますね。
複数通貨ペアで運用するメリット
トラリピ は現在、12通貨ペアで取引ができます。
JPY建て(9通貨ペア) | USD建て(3通貨ペア) |
USD/JPY(米ドル/円)
EUR/JPY(ユーロ/円) AUD/JPY(豪ドル/円) NZD/JPY(ニュージーランドドル/円) CAD/JPY(カナダドル/円) GBP/JPY(ポンド/円) TRY/JPY(トルコリラ/円) ZAR/JPY(南アフリカランド/円) MXN/JPY(メキシコペソ /円) |
EUR/USD(ユーロ/米ドル)
AUD/USD(豪ドル/米ドル) NZD/USD(ニュージーランド/米ドル) |
これらの中から複数の通貨を運用することの1番のメリットは「リスク(とリターン)の分散」です。
「トラリピは円高に弱い」と言われますが、JPY建ての通貨ペアのみで運用していると、円高相場ではポジションをたくさん抱えて含み損が膨らむことが想定されます。次のチャートを見てみましょう。
【図1】EUR/JPY 月足 矢印は2015.07-2016.07
【図2】AUD/JPY 月足 矢印は2015.07-2016.07
【図3】USD/JPY 月足 矢印は2015.07-2016.07
【図4】NZD/USD 月足 矢印は2015.07-2016.07
【図5】AUD/USD 月足 矢印は2015.07-2016.07
すべて同じ期間(2015.07-2016.07)に矢印をつけました。すると、値動きの方向性に違いが見られます。
下落 | ヨコヨコ | 上昇 |
【図1】EUR/JPY
【図2】AUD/JPY 【図3】USD/JPY |
【図5】AUD/USD | 【図4】NZD/USD |
下落しているのはすべて円建ての通貨ペアです。
もしこの時期に、円建てのトラリピばかりを複数やっていたら…含み損地獄です。
この例からもわかるように、トラリピでは値動きの違う通貨ペアを複数運用していくことで、リスク分散を図るわけです。だから、米ドル建ての通貨を入れていこうというわけですね。
それにしてもトラリピは円建て以外の通貨ペアが3つしかないのが寂しいです。マネースクエアさん、どうか通貨ペアの充実をよろしくお願いします!
はるかぜのNZD/USD設定
【NZD/USD】 | スタート当初(買) | スタート当初(売) | トッピング |
運用額 | 30万円 |
2万円ずつの積立 | |
レンジ | 0.6200 – 0.6800 | 0.6800 – 0.7400 | – |
本数 | 13本 | 13本 | 2万円で買い1本&売り1本 |
1本あたりの通貨 | 0.1万 | 0.1万 | 0.1万 |
ねらう利益 | 5ドル | 5ドル | 5ドル |
ロスカットレート | 0.45636 | 0.88642 |
買いと売りを同時に出す「ハーフ&ハーフ」です。レンジの中央を境に、レンジの中央を境に、安値圏では買い、高値圏では売りを出す手法です。
レンジの中をウロウロしながら、中央の0.68000に向かうほど利益が出るという形。
トッピングについては、2万円追加ごとに「買い」と「売り」を1本ずつ出します。現在は買いのエリアにいるので売りのトッピングを出す意味もなさそうですが、チャートがキレイになりますので一応出してます。
スタート時の値幅は「0.0050ドル」でしたが、現在は13本すべてのトラップの間にトッピングを入れていますので、値幅は「0.0025ドル」となっています。2019/10/29現在、16本の買いポジションを持っていますが、すべてマイナスで絶賛含み損中です(泣)これから頑張って上げてくれるのをジッと待つのみです。
今後の育て方
NZD/USDの確定利益(含み損等は除いた成立金額)は、
当初のトラリピ | 10,496円 |
トッピングトラップ | 6,357円 |
という成績を収めています!今後の方向性はCAD/JPY同様です。
1. レンジを広げていく
2. トラップとトラップの間にトッピングをさらに入れて、密にしていく
このあたりについてもまた変化を加えるときに報告していきたいと思います!