今日からはるかぜが運用している通貨ペアについて買いていきます。
6通貨ペアの紹介
はるかぜは現在、200万円弱で6つの通貨ベアのトラリピ 運用をしています。
EUR/JPY(ユーロ/円)
AUD/JPY(豪ドル/円)
AUD/USD(豪ドル/米ドル)
NZD/USD(ニュージーランドドル/米ドル)
CAD/JPY (カナダドル/円)←本日はコレ!
MXN/JPY(メキシコペソ/円)
今日は、私がトラリピを開始した際に採用した「CAD/JPY」の設定についてご紹介します。
どうしてCAD/JPY(カナダドル/円)?
レンジを形成している
トラリピに適している通貨ペアとはどのような値動きをするものか?
それはズバリ「レンジを形成しているもの」です。
【図1】CAD/JPY 月足(およそ10年間)
【図2】ZAR/JPY(南アフリカランド/円) 月足(およそ10年間)
【図1】と【図2】を比べてみると、【図1】CAD/JPYは30円のレンジを行ったり来たりしています。一方【図2】ZAR/JPYは右肩下がりになっていることがわかります。
トラリピでは【図1】のようなレンジ相場の通貨ペアを選ぶことが良しとされています。(もちろん今後、71円の下限を抜けてくる可能性がないとは言えませんが…)
現在安値圏にいる
【図1】を見ると、現在CAD/JPYのレートはレンジの中でも安値圏にいることが分かります。仮にトラリピ運用試算表で、下のような設定を作ってみました。現在のレート(83円)から±2円の幅で買いトラリピをした場合です。
ロスカットラインが70.829円となります。
上に挙げた【図1】CAD/JPYのレンジの下限くらいになりました。
一方、現在108円くらいのUSD/JPY(米ドル/円)で同じく±2円の幅で設定してみると…
ロスカットレートは96.870円になりました。
USD/JPYの月足チャートを見てみると、
赤線がロスカットラインです。今後円高でこのラインを下回りそうになった場合は、損切りor資金追加の憂目にあってしまいます。
このように、「レンジ相場」「安値圏」という大きなメリットがあるため、CAD/JPYはトラリピで人気の通貨ペアになっています。
買いスワップでお得!
もう一つ大事なことがありました。CAD/JPYの買いは、持っているだけで少しづつスワップがつきます!
私は1本あたり500円の利益を狙った設定をしていますが、実際の成立履歴を見てみると…
プラススワップのおかげで、500円におまけがついていることが分かりますね。逆にマイナススワップの場合は、500円の利益設定でも実際の利益は400円台になっていたりします。
スワップについてはそこまで気にすることもないかとは思いますが、あまり大きなマイナススワップだとちょっと手を出したくなくなりますね…。
はるかぜのCAD/JPY設定
現在のはるかぜのCAD/JPY設定はこちら!すべて「買い」のトラリピです。
【CAD/JPY】 | スタート当初(買) | トッピング(買) |
運用額 | 30万円 | 2万円ずつの積立 |
レンジ | 79.000 – 84.300 | – |
本数 | 11本 | 2万円で1本 |
1本あたりの通貨 | 0.1万 | 0.1万 |
ねらう利益 | 500円 | 500円 |
ロスカットレート | 56.643 |
安全設定すぎますかね(汗)
この設定だと、値幅は0.530円になります。実際に私が30万円でスタートしたときには、この設定で始めました。
その後、2万円ずつ追加するごとに、トラップとトラップの間に新たなトラップを仕掛けて値幅を狭くしています。もちろんその時のレートにもよりますが、だいたい2万円で1本とっておけば、ロスカットレートが大幅に変わることはありません。
これは「あっきんさん」がブログで紹介されているトッピングリピートという手法です。
この効果、すごいです。
私は現在、最初に設定した11本のトラップの中間に1本ずつトラップが入っている状態ですので、トラップの値が狭くなって「0.265円」になっています。
1本ずつ入れていくのは面倒だ!と思われる方もいるでしょうが、私はこの作業が最も楽しい瞬間です(笑)
今後の育て方
CAD/JPYは大変優等生で、
当初のトラリピ | 15,152円 |
トッピングトラップ | 11,902円 |
という成績を収めています!今後は2つの方向で育てていきます。
1. レンジを広げていく
2. トラップとトラップの間にトッピングをさらに入れて、密にしていく
このあたりについてもまた変化を加えるときに報告していきたいと思います!