【シミュレーション】月利・年利から今後のメキシコペソ/円との向き合い方について考えてみる

皆さんこんにちは。今日は、これまでのはるかぜのメキシコペソの利益データを使って、月利→年利を割り出し、今後積み立てていくとどのような結果になるのかをシミュレーションしたいと思います。

分析の方法なども簡単に紹介していますので、ご自身で数ヶ月でも運用されている方は、やってみると楽しいですよ！

はるかぜはFXプライムbyGMOでメキシコペソ/円積立中です！

月利を割り出す

今回使うデータは、2019年7月から2019年10月の4ヶ月間の「当月スワップ」のデータです。

月利の計算方法

月利とは「1ヶ月で元金の何%増えたか」ということですので、こんな計算式になります。

月利（％）＝1ヶ月の利益÷元金×100

8月は中旬から下旬に積み増しをしたため、元金のわりに月利が低くなっています。

はるかぜのメキシコペソ積立の月利は？

このデータを使って、メキシコペソ積立ではおよそ「月利2%」と考えて話を進めます。

年利に換算する

月利を年利に換算する計算には、2通りのやり方があります。「単利」と「複利」です。

・単利…利益は口座から引き出して、元金だけで運用していく場合

・複利…利益でさらにポジションを増やして運用していく場合

私は当然「複利」を選択します。ただ、「利益が2万円貯まったら1本買う」という考え方ですので、純粋な複利ではありません。なぜなら、2万円貯まるまでは口座に入っているだけで、利益は生んでいないからです。

月利→年利の計算方法・はるかぜの年利は？

月利を年利に直す（複利）の計算式は以下の通りです。

年利＝(1+月利)^12 – 1（年利および月利は%ではなく、少数で計算します。^12は12乗。）

はるかぜの月利は2%でしたので、この計算式に当てはめてみると、

(1+0.02)^12-1 =0.219

つまり、年利21.9%となります。

複利のシミュレーション

では、複利計算ソフトを使って実際に今後どれくらい資産が増えていくかをシミュレーションしてみます。

シミュレーションの条件は以下の通り。

つまり、こちらで紹介したルールに従って、これから毎月4万円ずつ入金していき、積立のルールに従って（2万円で1万通貨）買っていく。そしてスワップが2万円貯まったら1万通貨買う、という条件でどれくらい増えるかを計算すると…

税引き後でも10年で1670万円！（こんなに上手くいくとは思ってませんが、すごい…）

今から10年だと完全なアラフィフですが、これを運用していけば、取り崩していかなくても生活のための不労所得が得られますよね。

高スワップの通貨はずっとこの状態が続くわけではありませんから、今後ウォッチを続けて沈着冷静に運用していきたいと思います。

まとめ

実際に自分のデータを使って計算をしてみましたが、夢がありますね。

これから10年間、現在の価格付近で推移して、金利も下がらなければ本当にシミュレーション通りの結果になるでしょう。

しかし、今後メキシコペソもどうなるかはわかりません。そもそもスワップが高いのにはそれなりの理由があるわけで、安定性という点でメジャーな通貨より不安な部分があるということです。大暴落が起きたり、逆に金利が下がってきたりする可能性は十分に考えられます。考えてみれば、これまで高金利通貨ペアにはさまざまな歴史がありました。豪ドル、南アフリカランド、トルコリラ…

私の中のイメージとしては、トラリピ：メキシコペソ＝２：１くらいの配分で資金を入れていきたいと思っています。あまり高スワップばかりにのめり込むのも怖いので。

2019年11月現在はと言うと、トラリピ 200万、メキシコペソ74万の資金を入れています。余裕資金が出てきたらメキシコペソにも入れていきたいところですが、チェックを欠かさずに、苦手なファンダメンタルの情報もちょこちょこ見ていきたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました！