みなさんこんにちは。
マネースクエアの「AUD/NZD」に注目が集まっている今日この頃。はるかぜのブログでも「トラリピ 豪ドルNZドル」などの検索による流入が見られます。
6つの通貨ペアで手動トラリピをやっているはるかぜは、「複数通貨ペア運用」の効果を日々実感しています。
そこで今日は、通貨ペア別の決済本数比較のグラフを作りましたので皆さんに見ていただきたいと思います。
現在はるかぜは、みんなのFXで
・CAD/JPY
・USD/CHF
・AUD/NZD
・MXN/JPY
・EUR/JPY
・EUR/GBP
の6通貨ペアで手動トラリピを運用しています。
相場急変でも動かないときも
以前こんな記事を書きました。
これまでに2度、複数通貨運用のありがたみについて書きました。
1つはコロナショックの際に、もう1つはレートがなかなか動かなかったときに書きました。
複数通貨ペア運用の最大のメリットは、「相場急変でも動かない時も威力を発揮する」という点です。
【グラフ】通貨ペア別 決済本数比較
これまでの週間報告で、各通貨ペアが何本の利確をしていたかをグラフにしてみました。
2020年5月3日(月)以降の1週間の決済本数を示しています。日付は各週の金曜日になっています。
それぞれの週で最も決済本数が多い通貨ペアを数えてみます。
通貨ペア | 決済本数1位だった回数 |
CAD/JPY | 5回(同率1位含む) |
USD/CHF | 5回(同率1位含む) |
AUD/NZD | 11回 |
MXN/JPY | 0回 |
EUR/JPY | 0回 |
MXN/JPYとEUR/JPYは決済幅が他の通貨ペアに比べて広い(およそ2倍)ので、なかなか決済しづらいということがありますから、1週間でもっとも決済本数が多かった週はありませんでした。
また、AUD/NZDは一部両建てのハーフ&ハーフ(マネースクエアでは「コアレンジャー」と呼ばれています)なので、両建てエリアにいるときは決済されやすく、本数が伸びています。
ただ、いつでもAUD/NZDが1番!というわけではありません。CAD/JPYやUSD/CHFが頑張ってくれている週もあることがわかりますね。
1つの通貨ペアだけだと、1週間で決済ゼロという週が出てくる可能性があることがわかると思います。手動トラリピの楽しみは、何と言っても「決済」の文字が入った約定通知。
決済が出たらいちいち注文出さないといけないからめんどい?
否、それこそが至福の時間なのですよ(笑)
重要なのは「時期のズレ」
決済がたくさん出る時期が通貨ペアによって異なるということは、反対にポジションをたくさん持つ時期(買いトラリピの場合は下落する時期)も異なるわけです。
この「時期のズレ」こそが安定した運用につながると感じています。
はるかぜの場合、***/JPYの通貨ペアばかりではなく、USD/CHFやAUD/NZD、そして最近始めたEUR/GBPといった通貨ペアも運用しています。
CAD/JPY・MXN/JPY・EUR/JPYが同じような動きをしている(例えば急激な円高など)ときに、他の通貨ペアはまったく異なる動きをしていることが多いわけです。
このように、動きの異なる通貨ペアを運用することで急激な含み損や維持率の低下につながらず、ロスカットの危機を少しでも回避することができます。
今後トラリピにチャレンジしてみたいという方は、是非「複数通貨ペア運用」を考えてみてください。
2通貨ペアから始める場合でも、例えば
- CAD/JPY
- AUD/NZD
といった組み合わせ(2つとも***/JPYにするのはNG)にすることをお勧めします!
今日もお読みいただき、ありがとうございました!