みなさんこんにちは。
はるかぜの手動トラリピ、AUD/NZDが急騰して、しっかり両建てエリア(1.050-1.077)に入ってきました。
人生初の両建てですが、なかなか面白いです。
「初心者に両建ては難しい」とよく言われますが、リスク管理がとにかく大事なんだろうと思っています。
今日は、両建ての利益の上がり方・含み損の増減についてまとめてみたいと思います。
現在はるかぜは、みんなのFXで
・CAD/JPY
・USD/CHF
・AUD/NZD <- これだけ両建て
・MXN/JPY
の4通貨ペアで手動トラリピを運用しています。
AUD/NZDの状況
はるかぜのAUD/NZDの設定についてはこちらをご覧ください。
4/28(火)13:00現在のチャートに、買エリアと売エリアを表示させるとこんな感じ。
コロナショックや原油の暴落によって3月中旬に1.0000を切ったAUD/NZDですが、そこからグイッと急上昇。
現在は1.0735付近にいます。このまま買いエリアを突き抜けていくかも?
両建てエリアでの損益の動き
現在のポジションは以下の通り。
<AUD/NZD(買)>0.2Lot×2本
<AUD/NZD(売)>0.2Lot×13本
現状は
- 買いポジション 2本
- 売りポジション 13本
ということで、売りポジションで含み損が大きくなっています。
今後、
①レートが上がった場合
②レートが下がった場合
のそれぞれについてポジションや利益がどうなっていくかを説明します。
レートが上がった場合
例えばレートが1.080まで上がったとします。すると、
ポジション数 | 確定利益 | 含み損 | |
買 | 0本 | 500円×4本=2,000円 | 0円 |
売 | 17本 | 0円 | -30,125円 |
- 利益2,000円
- 含み損-30,125円
という結果になります。
レートが下がった場合
例えばレートが1.046まで下がったとします。すると、
ポジション数 | 確定利益 | 含み損 | |
買 | 15本 | 0円 | 21,375円 |
売 | 0本 | 500円×12本=6,000円 | 0円 |
- 利益6,000円
- 含み損21,375円
という結果になります。
両建てエリアでの利益の上がり方
いずれにせよ、両建ては含み損を抱えてしまうこと前提ですから、両建てエリアで上下を繰り返して利益を積み重ね、そのうち含み損よりも大きな利益を得らればOKという考え方ですね。
レートが両建てエリアでずっとうろうろしてくれれば(両建てのレンジを抜けずに)、グラフに表すとこんな形になるはずです。
はじめのうちは含み損の方が大きく、利益は少しづつしか上がりません。
しかし、設定を変えなければ塩漬けになっているポジション量も変わりません。
つまり両建てエリアの含み損の最大値は変わりませんから、そのうち利益累計が含み損より多くなるはずです。
両建てで利益を上げるためには、かなり時間がかかると思った方が良さそうですね。
また、含み損を抱えている状態にストレスを感じる人はやめておいた方がいいと思います。
両建てエリアを上抜け・下抜けしたら
両建てエリアを上抜けした場合、
- そのまま放置
- 買トラリピを消去
という2つの方法が考えられます。
例えばレートが1.080まで上がったとします。すると、
ポジション数 | 確定利益 | 含み損 | |
買 | 0本 | 500円×4本=2,000円 | 0円 |
売 | 17本 | 0円 | -30,125円 |
買ポジションは0本ですから、レートが上がりすぎてて、下がってくることが予想されるのであれば買いのトラリピ注文を消してしまうというのも1つの方法かもしれません。
また、下抜けした場合は
- そのまま放置
- 売トラリピを消去
のどちらかで対応すればいいですね。
例えばレートが1.046まで下がったとします。すると、
ポジション数 | 確定利益 | 含み損 | |
買 | 15本 | 0円 | 21,375円 |
売 | 0本 | 500円×12本=6,000円 | 0円 |
売ポジションは0本ですから、レートが下がりすぎてて、上がってくることが予想されるのであれば売りのトラリピ注文を消してしまうという方法も考えられます。
はるかぜはしばらくは放置で両建ての効果を見ていきたいと思っていますが、相場観がある人は両建てのON/OFFを切り替えるなんていうこともできるのかもしれませんね。
初心者はハーフ&ハーフの方が無難かも
FXやトラリピの初心者の方は、わざわざ両建てにするよりもハーフ&ハーフの方が無難かもしれません。
売りトラリピ:1.0500-1.0980
買いトラリピ:1.0290-1.0500
という形で「1.0500より上は売り」「1.0500より下は買い」を並べる方法です。
これなら1.0500付近にいる時がもっとも含み損が小さくなります。
「1.0500」というラインは、はるかぜが勝手に思い込んでいるラインです。
どこをラインとするかは、サイエンスというよりむしろアートの部分ですから、決まりはありません。
長期チャートを眺めて、だいたい真ん中あたりをラインにしてもいいと思います。
3年?5年?10年?これはあなた次第です。手動トラリピなら後で変えることも簡単ですから、とりあえずで始めてしまってもいいと思います!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。