みなさんこんにちは。日曜の夜にリピート系FXの先輩方のブログを読み漁っていたはるかぜです。
先週木曜日からスタートした手動トラリピについて、これからどうしていこうかと妄想を広げつつ、せっかく手動をやるんだったらいろいろとこだわっていきたいよなーと考えておりました。
今日は、これから余裕資金ができたら新しく導入してみたい通貨ペアとその特徴について、自分のメモのためにも残したいきたいと思います。
トラリピ向きな通貨ペアとは?
以前の記事で、どのような通貨ペアがトラリピに向いているかを書いたことがありましたが、はるかぜが弱小少資産個人投資家であることも考慮に入れると、次のような条件が浮かび上がります。
<トラリピ向きな通貨ペアの条件>
・せめて4年から5年の長期チャートを見てレンジ相場になっていること(上がりっぱなし・下がりっぱなしの通貨ペアはよくない)
・過去4年から5年の最安値と最高値の幅が大きすぎないこと(あまり幅が広いと限られた資金ではトラップ間がスカスカになる)
・買いの場合、安値圏でお手頃な値段で買えること(資金が大きくなくてもロスカットラインをできるだけ下に持っていきたい)
・できればスワップがプラスなら嬉しい(マイナススワップが大きすぎなければ大丈夫)
・できればスプレッドが大きすぎなければ嬉しい(手動トラリピなら比較的クリアできる?)
とても欲張りな条件ですが、これらが揃えば最高です。例えば手動トラリピのメキシコペソ/円(MXN/JPY)なんかはわりととこれらをすべて満たしてくれているのではないでしょうか。
しかし、現在はるかぜが運用している通貨ペアの中には、特にスワップやスプレッドに関してちょっと疑問に感じるようになったものもあります…。特に「マイナススワップ」についてはちょっと気をつけないといけないのではないかと以前から感じていました。
以下、11月4日のツイートです。
https://twitter.com/35harukaze/status/1191188478668623872?s=21
この時は「まあプラススワップの通貨ペアもあるし、そんなに気にしなくても…」とも思っていましたが、いよいよ「決済されても結局マイナス」という状況が容易に想像できます。ちょっと対策した方がええんじゃないかと思うようになってきました。
ちなみに、トラリピの神”あっきんさん”もtwitterやブログで「マイナススワップの対策をするよ!」「もうNZD/JPYは稼働をストップするよ!」とおっしゃってます。
現在のはるかぜの自動/手動トラリピは?
現在はるかぜが稼働させている通貨ペアは以下の通りです。
赤マーカーはプラススワップ、青マーカーはマイナススワップです。
<自動トラリピ(マネースクエア)6通貨ペア>
・CAD/JPY
・NZD/USD
・MXN/JPY
・AUD/JPY
・EUR/JPY
・AUD/USD
<手動トラリピ(みんなのFX)1通貨ペア>
・CAD/JPY
今後、これらの中から特にマイナススワップが大きいものについては運用リストから削除する方向で行きたいと思っています。その代わりにクロス円の通貨ペア(***/JPY)とは違った値動きの通貨ペアを手動トラリピで加えていく予定です。
また、自動トラリピだとスプレッドやスワップで明らかに不利なところが大きいですので、できれば自動トラリピの通貨ペアをすべて手動トラリピに…とも思います。ただ、どれくらい管理ができるかがまだ不透明ですので、徐々に手動トラリピで運用する通貨ペアを増やしていく作戦です。
今後運用してみたい通貨ペア
自動トラリピ(マネースクエア)と、手動トラリピ(みんなのFX)とでは、扱っている通貨ペアの数が違います。
リストに挙げてみましょう。太字は手動トラリピでしか運用できない通貨ペアです。
自動トラリピ(マネースクエア) | 手動トラリピ(みんなのFX) |
<***/JPY>
USD/JPY EUR/JPY AUD/JPY NZD/JPY CAD/JPY GBP/JPY TRY/JPY ZAR/JPY MXN/JPY <***/USD> EUR/USD AUD/USD NZD/USD GBP/USD |
<***/JPY>
USD/JPY EUR/JPY AUD/JPY NZD/JPY CAD/JPY GBP/JPY TRY/JPY ZAR/JPY MXN/JPY CHN/JPY(中国元) CHF/JPY(スイスフラン) HKD/JPY(香港ドル) SGD/JPY(シンガポールドル) PLN/JPY(ポーランドズロチ) NOK/JPY(ノルウェークローネ) SEK/JPY(スウェーデンクローナ) <***/USD> EUR/USD AUD/USD NZD/USD GBP/USD <それ以外> EUR/GBP EUR/AUD GBP/AUD AUD/NZD USD/CHF EUR/CHF GBP/CHF |
ご覧の通り、***/JPY(クロス円)の通貨ペア以外のものとなると、***/USD(ドルストレート)しかありません。
クロス円ばかりを選ぶと、値動きが似たものに偏ってしまい、複数通貨を運用するメリットが薄れてしまいます。だからマイナススワップが大きくてもドルストレートのものを取り入れなければならないと思っていました。
しかし、手動トラリピをやり始めた今、私は表の中の太字の通貨ペアを選ぶことができます。これらの中から、先ほど上に挙げた「トラリピに向いている条件」に合うものを探していけばいいわけです。別にドルストレートに縛られる必要はないわけですね。
<トラリピ向きな通貨ペアの条件(再掲)>
・せめて4年から5年の長期チャートを見てレンジ相場になっていること(上がりっぱなし・下がりっぱなしの通貨ペアはよくない)
・過去4年から5年の最安値と最高値の幅が大きすぎないこと(あまり幅が広いと限られた資金ではトラップ間がスカスカになる)
・買いの場合、安値圏でお手頃な値段で買えること(資金が大きくなくてもロスカットラインをできるだけ下に持っていきたい)
・できればスワップがプラスなら嬉しい(マイナススワップが大きすぎなければ大丈夫)
・できればスプレッドが大きすぎなければ嬉しい(手動トラリピなら比較的クリアできる?)
これらの条件に当てはまる通貨ペアを地味に探していきたいと思います。
今のところ新候補として考えられるのではないかと思うのは、AUD/NZD、SGD/JPYあたりです。しっかりしたシミュレーションはまだまだこれからです。
AUD/NZDで参考になるのは、最近よく読ませていただいている“MasaTさん”の記事です。他のブログではなかなか見ないオリジナルの視点や手法で大変勉強になります。控えめに言ってトラリピ思考力激高です。
以上、今日はこれからの手動トラリピの考え方についての概要でした。バージョンアップを重ねて、その時その時の状況に合わせて設定を変えられるようにトラリピ力を上げていきたいと思います!